徳島は宣言する。
日本の原風景を残していくことを。

東京はすぐに顔つきを変える。
絶えず競争にさらされ、街並みはつねに更新される。
積み重ねられた時間も、歴史を語る地名も、再開発で消えていく。

だから何十年と住んでいても、ここではないどこかに
本当のふるさとがあるような気がしてしまう。

徳島なら、その求めていた風景に出会える。

満々とゆたかな水をたたえ、東西に流れる吉野川。(*1)
その流れが二億年かけて大地を削った、大歩危、小歩危(おおぼけ、こぼけ)の絶景。
だれもが思わず声をあげる、力強い鳴門の渦潮。
太陽がふたつ重なったかのように見える、だるま朝日。
人と自然とが調和する里山に、いまも残るかやぶきの屋根。
南部の海底には、千年かけて育ったサンゴが巨木のようにそびえ、(*2)
四国山脈屈指の高さを誇る剣山は、力強く雄大にたたずむ。

徳島ははじめてなのに、なぜだかなつかしい。
日本ははじめてなのに、なんだかジンとくる。

こんな場所があることで、人は元気になれる。
見たことのない過去と現在とが、つながっていることを実感できる。

だから徳島は宣言する。
日本の原風景を残していくことを。

  • *1 「最も水質の良好な河川」全国96地点のうち、徳島県内からは吉野川を含む5地点が選ばれている。(平成26年・国土交通省)
  • *2 牟岐大島湾内には日本最古にして最大ともいわれている、外周30メートルの「千年サンゴ」がある。
    西日本第二の高峰であり、日本百名山の一でもある「剣山」がある。

吉野川をはじめとして、穴吹川、海部川、那賀川、蛍が美しい鮎喰川など、徳島を流れる河は美しい。水質はもちろんのこと、ゆったりとたゆたう雄大な吉野川の向こうに沈む夕陽や、青石の上をコバルトブルーに光りながら流れる水の色など、徳島の川は、目を見張る美しい風景を作り上げます。

吉野川と並ぶ、徳島県のシンボル「剣山(つるぎさん)」。
剣山には、古代ソロモンの秘宝「アーク」が眠っているという伝説があるのですが、山頂で見る満天の星空は、その伝説もさもありなん、と思わせるほど神秘的です。

高さ9m、周囲30mにもなる世界最大級のサンゴが、
牟岐(むぎ)大島湾の海中にクリスマスツリーのようにそびえ立っています。
1000年の歴史を持つと言われている壮大な千年サンゴの周辺は、
アカウミガメがゆったりと泳ぐ絶景ポイントです。